糖代謝検査

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 血糖(グルコース)について
 HbA1cについて
 フルクトサミンについて

 血糖(グルコース)について

検査解説
この検査では、糖尿病の有無や低血糖状態であるかを診ています。
一般的に血糖値とは、血液中のグルコース濃度のことをいいます。
グルコースは、生体のエネルギー源として、脳や筋肉など各組織で使われています。
グルコースは消化管で吸収され、肝臓にグリコーゲンとして貯蔵、各組織での使用、インスリンなどのホルモン調節によってバランスが保たれています。

高血糖になる要因は、インスリンの分泌低下・インスリン感受性の低下・肝臓での糖新生の亢進・各組織でのグルコース利用の低下・グルカゴン、アドレナリンなどのインスリン分泌抑制作用のあるホルモンの過剰分泌などによって起こります。

低血糖になる要因は、インスリンの過剰分泌・肝臓での糖新生の低下・各組織での糖利用の亢進・インスリン分泌抑制作用のあるホルモンの分泌低下などによって起こります。
※糖新生とは 消化管で吸収されたグルコースは、各組織でエネルギー源として使用されますが、余分なグルコースは肝臓に運ばれて、グリコーゲンとなって貯蔵されます。
糖新生とは、血液中のグルコース濃度が低下してきたときに、貯蔵されているグリコーゲンをまたグルコースに変換して、血液中に放出することをいいます。
これによって、食事をしなくても血液中のグルコース濃度は保たれています。

主な疾患
高値  
・ 糖尿病 ・甲状腺機能亢進症 ・胃切除後など  

低値  
・ インスリノーマ ・肝硬変 ・甲状腺機能低下症など

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 HbA1cについて

検査解説
この検査では、主に、糖尿病患者の血糖コントロールの指標として用いられています。
HbA1cは、赤血球に存在するヘモグロビンと糖が結合したもの(糖化ヘモグロビンといいます)です。
ですから、血糖値が高くなると、その分、ヘモグロビンと結合しやすくなるので、値が上昇します。
赤血球の寿命は約120日ですから、このHbA1cは約2ヶ月前くらいの血糖値を反映します。
ですので、血糖値はその時の値しかわからず、患者様が検査があるからといって、前日から粗食にすればある程度、血糖を下げることができますが、HbA1cは1〜2ヶ月前の血糖値を反映しますから、前日粗食にしたからといって、値に影響を及ぼしません。
このような特徴がHbA1cにはあるため、血糖値のコントロールに使われています。
溶血性貧血のように赤血球の寿命が短くなると、血液中で糖とヘモグロビンが結合する機会が少なくなるので、値は低値を示します。

主な疾患  
高値  
・ 糖尿病 ・その他高血糖をきたす疾患  

低値  
・ 溶血性貧血など

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 フルクトサミンについて

検査解説
この検査では、主に、糖尿病患者の血糖コントロールの指標として用いられています。
フルクトサミンは、血清中の蛋白と糖が結合したもの(糖化蛋白といいます)です。
ですから、血糖値が高くなると、その分、蛋白と結合しやすくなるので、値が上昇します。
フルクトサミンの大部分はアルブミンに由来するものなので、このアルブミンの半減期が1〜2週間 であることから、フルクトサミンは1〜2週間前の血糖値を反映します。
溶血性貧血などのようにHbA1cを測定できないときは、このフルクトサミンを用いることがあります。

※半減期とは 物質が科学的変化や物理的変化などによって、初期の量の半分になるまでの期間のことです。

主な疾患
高値  
・ 糖尿病 ・その他高血糖をきたす疾患  

低値  
・ 低蛋白血症など

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