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水虫の原因菌
水虫の感染経路
水虫の色々な呼び方
水虫の主な症状や特徴
水虫の予防・治療法
水虫の原因菌
皮膚糸状菌(カビの一種)
・Trichophyton属 (白癬菌属)
・Microsporum属 (小胞子菌属)
・Epidermophyton属 (表皮菌属)
〜属とは、ヒトの名前では、苗字になります。
ですので、〜属のあとには当然名前がつきます。
例えば、Trichophyton属には、rubrumという名前のものがあり、 これは、白癬菌症(水虫)の原因の約70%を占めています。
※一般的に白癬菌と呼ばれているのは、上記の皮膚糸状菌のことです。
ですので、白癬菌とは1種類ではありません。
水虫の感染経路
皮膚糸状菌(白癬菌)は角質層を構成しているケラチンと呼ばれる硬い蛋白質をケラチナーゼという酵素で溶かして栄養源にしています。
そして、その角質層は垢となって剥がれるので、垢に潜んだ白癬菌がマットや浴槽、スリッパなどからほかのヒトへ感染します。
また、ペットからの感染(イヌやネコなど)からも感染することがあります。
水虫の色々な呼び方
水虫は感染部位により呼び方が変わります。
1)しらくも
これは、頭部に水虫(白癬菌)感染があるときの呼び名です。
2)ぜにたむし
これは、体部に水虫(白癬菌)感染があるときの呼び名です。
3)いんきんたむし
これは、股部に水虫(白癬菌)感染があるときの呼び名です。
4)みずむし
上記以外、爪に水虫(白癬菌)感染があるときは爪水虫、あしにあれば、足水虫と呼びます。
水虫の主な症状や特徴
足白癬(足水虫)
1)趾間型
足の指と指の間が白くふやけて皮がむけ、ひどくなるとジュクジュクして、強い痒みを伴います。
又、そこから細菌などの二次感染を引き起こすことがあります。
2)小水疱型
足の裏(主に土踏まず)に赤みを帯びた小さな水疱ができます。
この水疱は、痒みを伴い、まとまってできたり、環状にできたりします。
水疱は乾燥して、皮がむけて、他のところにまた水疱ができだんだんと広がってゆきます。
3)角化型
あまり多くはみられませんが、足の裏(主にかかと)の角質が厚くなり、表面がザラザラして皮がむけます。
一般的に痒みはありません。
爪白癬(爪水虫)
爪に白癬菌が住み着くと、爪は白く濁り、厚くなり、光沢を失い形が変形していきます。
一般的に手の爪よりも足の爪のほうが感染しやすい傾向にあります。
爪白癬が進行すると、爪床(爪と皮膚との結合部)から爪がはがれたり、感染している爪を他の爪でかくとぼろぼろとけずれたりするようになります。
爪白癬の多くは、足白癬を長期間放置したことにより、爪のほうにも感染してしまうことが多いようです。
頭部白癬(しらくも)
頭部の皮膚に赤みを帯びた皮疹ができてそこの皮膚がポロポロと剥がれ、痒みも生じます。
それに伴い、脱毛が生じます。
一般的に小児に多く見られ、しらくもの原因菌は非常に感染力が強いので注意が必要です。
体部白癬(ぜにたむし)
顔面、四肢、体部などに環状の赤い皮疹ができ、痒みを伴います。
環状にできた皮疹の縁はやや盛り上がったようになり、非感染部位との境界が明瞭です。
股部白癬(いんきんたむし)
股のしわのあたりから大腿部あたりに輪状に皮疹ができとても痒く、掻いてしましまったり、擦れることから痛むこともあります。
そして、掻いた又はこすれたところから二次感染を起こしてしまうことがあります。
陰嚢まで感染することはありません。
特に、男性で夏場に多くみられます。
水虫の予防・治療法
水虫は予防できます!!
・他の人にうつさないように心がけましょう
風呂場の足拭きマットやスリッパなどは家族のかたへ感染させてしまう要因となることがありますので、なるべく完治するまでは別々のものを使用しましょう。
・患部を清潔に保ちましょう
患部を清潔に保つことは、感染を広げない為にも、二次感染を防ぐ為にもとても大切なことです。
せっけんを使って(患部にしみる場合は、水のみで)、しっかりと入念に洗いましょう。
・洗ったあとは乾燥を!
せっかくしっかり洗っても、水分が残っていると、水虫の繁殖の原因となってしまいます。
しっかり患部を乾燥させて水虫の繁殖を防ぎましょう。
・通気を良くしましょう
特に足白癬は靴や靴下、ストッキングなどで通気が悪くなり、むれてしまいがちです。
むれてしまうことによって、水虫菌が繁殖してしまいます。
なるべく靴下などは吸水性の良いものを履いたりして、なるべくむれないように心がけましょう。
・手はこまめに洗いましょう
患部をさわった手で他を触ると、他の部位が白癬になることがありますので、そうならないためにもこまめに手は洗いましょう。
水虫の治療は根気が必要です!!
・外用薬の塗布
爪白癬以外は塗り薬が一般的です。
今の外用薬は効果が高くなってきていますが、すぐに完治するというわけではありません。
根気よく続けることがとても大切です。
また、薬をつける時は、患部をしっかりと洗って、拭いてまだ皮膚が柔らかいときに塗ると効果的です。
・飲み薬
爪白癬の場合は、飲み薬が用いられます。
爪白癬の方は、皮膚科を受診して、飲み薬による治療が必要です。
